皆さんこんにちわ。明日25日から冬休みに入ります。また、この冬休みは1月15日までです
が、中にお正月が挟まりますので、本当にあっという間に終わると予想されます。
1 印象に残った行事
まずはじめに、後期前半の印象に残った出来事を振り返ってみたいと思います。
まず、11月13日の「定時制学校説明会」についてです。これは、皆さんが参加する行事ではなく本校を希望する中学生に対して実施するものです。今年の参加者は多くて、中学生・保護者・中学校の先生など、過去最高の83名が参加してくれました。
説明会では、①定時制で学ぶことの厳しさ・辛さ、②歯を食いしばって登校しなければならないこと、③頑張れは3年で卒業する道もあることを説明。私は、③いい加減な気持ちで定時制を卒業するのは難しいことを強調しました。定時制で学ぶには相当な決意が必要だということを、中学生に分かってもらいたかったのです。そうしないと、高校に入学後、入学生も学校側も両方が混乱を招くからです。これは、有意義に終わりました。
もう一つ、11月18日の「薬物乱用防止教室」は、市内定時制高校生2名が、乾燥大麻の所持容疑で逮捕された時期でしたので、皆さんは真剣に聞いてくれました。お話の中では「薬物は所持しているだけで逮捕される」「体にどれだけ悪影響を及ぼすか」について説明がありました。皆さんは、薬物の恐ろしさと乱用した怖さを理解してくれたものと思っております。
2 不安なことは良いことである
次に「不安なことは良いことであるだ」というお話しをします。皆さんは、不安とは良くない状態を連想するので「不安が良い」とは意外に感じるかもしれません。
高校生が不安に感じる例として、1年生は①定時制に入学して周りの生徒とうまくやっていけるだろうか。②定時制の勉強についていけるだろうか、など不安を持っています。
このように、不安は先の見通しが立たないとき強く感じます。そこで、不安を取り除くために、①神経を使って友人との交流ができるよう努力をする。②辛いけれども歯を食いしばって登校する。③勉強を負けないようしっかりする。人間は、誰でも「不安」の状態は居心地が良くないため、早く安定的な落ちついた状態になるよう努力する。すなわち、不安から安定へ向かう傾向があるのです。
これを、教師がみると「皆さんが不安を克服するために努力する」姿勢そのものが良く写ります。このように「不安」は、皆さん自身の成長に大変良い効果をもたらします。
ですから、不安の時期は嫌な時期と考えずに、自分が成長するための大切な時期だと考えるべきです。またこれは高校生だけの問題ではなく、大人になっても同様です。社会で「不安」を感じて一生懸命に努力しているときが、「充実」しているときなのです。
皆さんはこの「不安」をバネにして精一杯頑張っていただきたい。私たち教師も、皆さんを励まし、援助し、応援し、フォローし、強力に支えたいと考えています。
3 冬休み有意義に充実して過ごそう
皆さん、お正月は一家団欒の時間も確保してください。要は、楽しむときは楽しく、しなければならないことはしっかりやるというように、生活にメリハリをつけることです。
皆さん、ぜひ冬休みを有意義に過ごしてください。そして来年1月18日の全校集会には、全員が元気に顔を合わせられるること願って、校長の言葉とします。良い冬休みを。
平成20年12月24日(水) 北海道旭川東高等学校長 富 樫 一 憲