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【校長講話集】

平成20年度 冬季休業全校集会(全日制課程)校長の言葉〔要旨〕

 皆さんこんにちわ。冬休みは、明日からの冬期講習の前期、お正月を挟んで、1・2年生は1月11日から14日まで後期講習です。ですから、冬休みはあっという間に終わるでしょう。ま
た、休み明けの17日・18日にセンター試験があり、3年生は休みの気分ではありません。

 1 10月以降の行事を振り返り。
 ここで、後期前半の印象に残った出来事を振り返ってみたいと思います。
 まず、後期生徒会執行部が選出され、10月30日に生徒大会が行われました。会長の佐藤允洋君は、活動の方針として「後期の行事である予餞会、北人の編集、球技大会、次年度の新入生歓迎行事の成功を目指し、学校一丸となって生徒会を進めていく」と決意を述べています。
 11月4日には「文化講演会」が開催され、明治大学の納谷廣美学長さんに講演していただきました。講演会後、学長さんから手紙を頂戴し、その中には「青春の思い出多き母校・旭川東高で講演をする機会を与えていただいたことは、後輩である皆さんと交流を図る貴重な時間ができ大変有意義なひと時となりました」。また、写真・新聞記事・皆さんの感想文も同封したのですが、それに対しても「貴重な思い出として大切にします」と付け加えてありました。
 もう一つ、10月16日には1 年生対象に「職業セミナー」を開催。社会の第一線で活躍する職業人を招いてお話を聞き、進路設計を考える目的で毎年開催しています。今年度、講師として来校いただいた病院長、大学教授、弁護士、会社経営者などの皆さんは、皆同窓生でした。
 このように、卒業生には多方面で活躍されている方が沢山おり、後輩のためなら無償で来校してくれます。今後も卒業生のお話を聞く機会を増やしたいと考えています。

 2 不安なことは良いことである
 次に「不安なことは良いことである」というお話をします。皆さんは、不安とは良くない状態を連想するので「不安が良い」とは意外に感じるかもしれません。
 高校生が不安に感じる例として、3年生は、今センター試験等入試を控えて最後の追い込みの真っ最中です。来年の4月には、①希望の大学に入っているのだろうか。あるいは②浪人生活をしているのではないだろうか、など不安を持っています。
 このように、不安は先の見通しが立たないときに強く感じます。そこで、不安を取り除くために、①3年生なら学力をつけるため勉強します。②新入生なら新しい環境に慣れるよう努力します。人間は、誰でも「不安」の状態は居心地が良くないため、早く安定的な落ちついた状態になるよう努力する。すなわち、不安から安定へ向かう傾向があるのです。
 これを、教師側からみると「皆さんが不安を克服するために努力する」姿勢そのものが良く写ります。自分の高校時代を振り返っても、合格を目指して努力していたときが一番充実していたように思います。このように「不安」は、人間の成長に大変良い効果をもたらします。
 ですから、不安の時期は嫌な時期と考えずに、自分が成長するための大切な時期だと考えるべきです。また、これは高校生だけの問題ではなく大人になっても同様です。社会で「不安」を感じて一生懸命に努力しているときが、「充実」しているときなのです。
 皆さんはこの「不安」をバネにして精一杯努力していただきたい。特に、3年生は、この冬休みは大切です。是非全力を挙げて頑張っていただきたいと思っています。私たち教師も、皆さんを、励まし、援助し、応援し、強力に支え、フォローしたいと考えています。

 3 冬休み有意義に充実して過ごそう
 さて、お正月は一家団欒の時間も確保してください。お正月の一時ぐらいは勉強しない日があっても良いのではないですか。要は、遊びと勉強にメリハリをつけることです。
 皆さん、冬休みを有意義に過ごしてください。そして来年1月16日の全校集会は放送になりますが、全員が元気に顔を合わせられることを願って、校長の言葉とします。良い冬休みを。

平成20年12月22日(月)          北海道旭川東高等学校長 富 樫 一 憲