7月に行われた学校祭・生活体験発表・昨日の体育祭も無事終了しこれから夏休みです。
今日は ①先日の校内生活発表大会を聞いて、②挨拶、③感謝の心を持とう、の3点についてお話しします。
1 校内生活発表大会を聞いて
校長は、先日の校内生活発表大会を聞いていて、3点ほど気がつきました。それは、①思わず発表内容に引き込まれたことと、②中学校や他校で、いじめられたり、不登校だったりした体験を、よく発表してくれたこと、そして、③皆さんの聞く態度が立派だったことです。
特に、いじめ・不登校を経験した人の体験発表には真実味があり、貴重な体験をよく発表してくれたと思いました。きっと、自分の過去の思い出したくないことに触れるのは、愉快なことではないと想像しますが、勇気を持って発表してくれたことに敬意を表したいと思います。 全国の定時制高校は、昔とは一変しております。昔は、定時制高校は、昼働き夜勉強するという勤労青少年のためにあったのですが、現在の定時制高校はちがいます。現在は、勤労青少年はかえって少なく、いじめ・不登校で再起をかける、他校を中退して再チャレンジ、集団生活に溶け込めない、などの人が多く通っています。
だから、これからの定時制教育は、このような生徒を、温かく向かえ、人間味のある教育をして、自信を与え、立ち直らせ、卒業させることにあると思っています。そのような状況において、本校定時制で進級・卒業できたなら、それは、本当によく頑張った人と断言できます。 私達教師はそのように考えていますので、生徒の皆さんも先生を信頼し安心してついてきていただきたいと思います。とにかく私たちは、皆さんの味方です。決して敵ではありません。
2 挨拶により気持ちが明るく
挨拶についてですが、皆さん、毎日本当に気持ちのよい「挨拶」を有り難う。挨拶は、相手の心を開き、相手が本音で話してくれるようになります。
そうすると、今度は自分も嬉しくなり、人間関係が円滑になるのです。ですから、待ちの姿勢ではなく、自分から積極的に挨拶を仕掛けることが大切です。この中に、まだ挨拶が十分できない人がいたら、意識的に挨拶するようにしていただきたいと思います。自分のためです。
3 感謝の心を忘れずに
次に「感謝の心を忘れないようにしよう」ということをお話しします。まず、皆さんが東高に入学できたきは、自分一人の力だけで可能だったのでしょうか。きっと、それぞれの場面で先生、両親、先輩、友人の面倒になっています。また、東高に入学後、心置きなく活動できるのは、いつも皆さんを心配してくれるご両親のおかげです。このように、多くの方々の恩恵により、今日の自分があることを忘れてはなりません。
ですから回りの人々に対して素直に「ありがとうございました」と言える人になってほしいのです。このとき、いくら思っていても、言葉を言わないと何もなりません。自分の意思は、言葉を発することで始めて、相手に伝わるのです。
この感謝の心を忘れなければ、相手は皆さん一人ひとりの味方になってくれるでしょうし、支えてくれると思います。
4 命を大切に
最後に、「命を大切にしよう」と言います。事故にあわないよう注意してください。もし、事故で死んだら、今までやってきたことが一瞬にして台無しになってしまうのです。
それでは,夏休み明けの8月19日(火)の全校集会で、皆さんと元気に再会できることを期待しています。よい夏休みを!
平成20年7月24日(木)
北海道旭川東高等学校長 富 樫 一 憲