1 今日から新年度
今日から新年度が始まります。始業式ではまだ、2・3・4生生のみですが、明日の対面式では、新入生と会えるでしょう。
2 失敗を反省
1年間を振り返ると、どんな人にも失敗や反省点は必ずあると思います。「もっとこうしておけば良かった」「どうしてああなったのか」などです。人間は、失敗をし、その失敗を反省して、2度と同じ失敗をしないよう努力する。
これを繰り返して成長するのです。「失敗は成功のもと」というように、失敗があるから、成功できるのです。裏を返せば「失敗もしない人は成功しない人」といえると思います。
ですから、昨年度の反省をしっかりしないと、今年また同じ失敗をします。絶対に、同じ失敗を2度しないようにしてください。昨年度は、前向きな態度で努力せず、充実できなかった人は、是非頑張っていただきたい。
3 やればできる
次に、皆さんに「やればできる」ということについてお話します。3月の終業式でも話しましたが、皆さんの中には、様々な人がいます。
①昼間働き夜学ぶ人 ②中学時代にいじめや不登校を経験した人
③集団生活に溶け込めない人 ④他校を中退してやり直そうとする人
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定時制には、このように再起をかけてたくさんの生徒が学んでいます。一人ではくじけそうな時でも、同じ境遇の仲間が助け合い、励ましあうことにより勇気は2倍にも3倍にもなります。そして、終業式では、無事に1年間の課程を終え、進級することができたのです。 ですから、ここにいる皆さんは「やればできる」人達ばかりなのです。
4 高い目標を持つ
今日は、1年間の始まりです。今年度の目標を立ててほしいと思います。皆さんの中には、何となく定時制に入り、何となく勉強する、という明確な目的意識のない人がいます。目標を持って努力することと、目標もなくただ過ごすことは大違いです。卒業までの成長の差は大きなものとなります。
このように、努力するためには目標が必要です。しかし、自分の中に「努力を妨げるもの」が働きます。それは「高い理想がないから」です、例えば「どんなに努力してもあの職業には就けない」「どうせダメだから」などです。
したがって、努力しない人は、目標を高く掲げていないといえます。また、あきらめるのも早すぎます。努力もしないであきらめるからダメなのです。人間の能力には大きな差はなく、あるのは、やる気と努力なのでます。今からでも遅くはありません。生徒一人ひとりの奮起を切望するものであります。
このように、皆さんは高校時代に自分が打ち込めるものを見つけ、それに、専心努力することが大切です。本校の先生方は、努力する人には温かい手を差し伸べます。先生方を信頼してついてきてほしいと思います。
5 一つ一つ実行
皆さん、同じ失敗は2度しないということを肝に命じて、この1年は、それを一つ一つ実行する年にしてほしいと思っています。頑張りましょう。
平成20年4月9日(水)
北海道旭川東高等学校長 富 樫 一 憲